これまで、「より静かに」「より簡単に」「より快適に」進化してきたクルマ。しかし、水晶式時計より精度で劣る機械式腕時計が多くのファンを持つように、例えば「うるさいけどエキサイティングなエンジン音のクルマ」「乗りこなすのが難しいけどスリルが味わえるクルマ」「室内は狭くてガマンが必要だけど乗っている人同士が親密になれるクルマ」などに、クルマを運転する楽しさを復活させるヒントが隠れていないでしょうか。
—
今年こそ、若者をクルマ好きに - 日経Automotive Technology - Tech-On!
理にかなってはいる。しかし、もし本当に昔の人が「運転する楽しさ」を好んでいたのだとすると、それは結局「クルマぐらいしか娯楽がなかった20世紀という時代の過渡的現象」に過ぎなかったのではなかろうか。もちろん21世紀も趣味としてクルマを楽しむ人は残るだろうが、それは他の娯楽が高度に発達した中で時間が止まったままのクルマというアナクロニズムを楽しむ少数の人々という形にならざるを得ないだろう。クオーツショック後の機械式腕時計メーカー(ブランパンとか)がスウォッチに買収され、金持ち向けの美術品として生き存えているように。
(via raurublock) (via pdl2h) (via yuco)